多様なインスピレーションとアイテム
今回のコレクションは、昔のハリウッド映画のような華やかさ、郊外のスケートカルチャーのラフさ、そしてハイスクールのバーシティユニフォームが象徴する若々しいクラシシズムまで、色々なものからインスピレーションを受けているんですよ。青春時代のロマンスや創造性を感じさせるアイテムばかりでした。
素材はレザーやシアリングのジャケット、ウールのテーラリング、リパーパスデニムのトラウザーなど、手触りの良いものがたくさん使われています。シルエットは1940年代のテーラリングと1970年代のスポーツウェアの要素が融合していて、ウールやデニムのフレアパンツやAラインスカートに、テーラードブレザーを合わせるスタイルが特徴的でした。中には、あえて裏地を見せるインサイドアウト仕様のブレザーもあったみたいです。
フレアレングスでハイネック、ロングスリーブのドレスシリーズは、ハイファッションのクラシカルな雰囲気とグランジの要素が重なっていて、すごく魅力的でした。また、1930年代から1940年代のハリウッドスタイルを思わせるイブニングガウンは、ドレスアップする喜びを思い出させてくれるような、フィットしたウエストラインやパッド入りショルダーが特徴的でしたね。カットアウトやきらめくアップリケも素敵でした。
カラーパレットは、コーチの定番カラーに加えて、アメリカを象徴するレッド、ホワイト、ブルー、ダーク系のチェック柄、バーシティカラーで構成されていました。銀幕のドラマを想起させるようなグレースケールのバージョンも用意されているみたいです。
注目のアウターウェアとニットウェア
アウターウェアで特に目を引いたのは、コーチのアイコンでもあるバーシティジャケットです。レザーやレザーとウールの組み合わせに加えて、ブランド初となるオールシアリング仕様も登場したんですよ。1970年代にインスパイアされた、クロップドウエストと長めの袖が特徴のシンプルなモノクロシュランケンジャケットの上に重ね着するスタイルも提案されていました。ピーコートやシアリング、スエードのコートといったヘリテージスタイルもあって、中にはエコファーの襟が付いたものもありましたね。
ニットウェアには、イーグル、フェアアイル、キルティングのモチーフが施された3種類のオールジェンダージャカードニットがありました。どれも軽くリペア加工がされていて、本物のハンドクラフトのような風合いがすごく良かったです。バーシティストライプや数字が飾られたクルーネック長袖Tシャツや、一点物のリパーパスされたヴィンテージジャージも、コレクションのベースになっていました。

レザーグッズ、フットウェア、ジュエリー
レザーグッズでは、横長のイーストウエストシェイプがポイントで、ブランドを象徴するターンロックやキスロックの金具が使われていました。細身の「キスロック フレーム」バッグは、肩の下にぴったり収まるサイズ感で、コーチのヘリテージカラーのアーモンドとメイプルに加え、チェック柄ウールのバージョンも登場していました。「ターンロック ハバーサック」は、アーカイブのスタイルから着想を得ていて、ターンロック付きのポケットやキスロック付きのポーチが特徴的でしたね。これらの金具は、「キスロック バックパック」やスラウチーな「ターンロック メッセンジャー」バッグでも色々なバリエーションで使われていました。
フットウェアでは、新作のレースレス「コーチ スケート スニーカー」が印象的でした。70年代のスタイルにインスパイアされたスエードとキャンバスのスニーカーで、ローカットとハイカットがありました。モノクロからコントラストの効いた配色までカラーバリエーションも豊富で、甲部分のアイレットは、コーチのクラシックな金具であるファイアーマンクリップかドッグリーシュクリップで仕上げられているみたいです。
ジュエリーは「天体」がテーマで、星や月、太陽をモチーフにした彫刻的なアイテムが、ゴールドやシルバーのトーンでイヤリングやブローチとして登場しました。シルバーやタイガーズアイを使ったシグネットリングは、細いシルバーチェーンに通されてお守りのように身に着けられていましたね。他にも、スラウチーなバーシティストライプソックスやレザータイ、カラフルなレザーベルト、細身のシルバーのアビエイターフレームのサングラスやアイウェアなどもコレクションにアクセントを加えていました。
ショーの雰囲気と豪華なゲスト
ショーの会場となったキュナード・ビルディングのメインホールは、カレール&ヘイスティングスが設計した歴史あるネオルネサンス様式の建物で、フィルムノワールを思わせるドラマチックな照明演出がコレクションを際立たせていました。この壮麗な空間全体が、アメリカというタペストリーを構成する要素として組み込まれているような、強烈な照明の中をモデルたちが闊歩していましたね。
スペシャルゲストとして、コーチのグローバルアンバサダーのエル・ファニングさん、オマー・アポロさん、ソヨンさん、そして日本からは幾田りらさんと中島健人さんが来場していましたよ!

コーチについて
コーチは1941年にニューヨークで生まれたグローバルファッションブランドです。クリエイティブ・ディレクターのスチュアート・ヴィヴァースさんのビジョンと、ニューヨークのインクルーシブで勇気ある精神にインスパイアされて、誰もが自分らしくいられるような、永く愛される美しいものづくりをしているブランドなんですよ。
タペストリー・インクの所有するブランドの一つで、タペストリーはニューヨーク証券取引所にティッカーシンボルTPRで上場しています。
関連リンク
お問い合せ先は、コーチ・カスタマーサービス・ジャパン(0120-556-750)だそうです。



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