「Linuxって聞いたことはあるけど、結局何なの?」
この記事では、Linux未経験の方に向けて「Linuxとは何か」「Windowsとどう違うのか」をわかりやすく解説します。専門用語は一切使いません。読み終わる頃には、Linuxへの第一歩を踏み出す自信がつくはずです。
Linuxとは? 「OS」のひとつです
Linuxとは、パソコンやサーバーを動かすための「OS(オペレーティングシステム)」のひとつです。
OSとは、コンピューターを使えるようにする「基本ソフト」のことです。Windowsも同じくOSの一種で、パソコンを起動したときに最初に動き出すソフトウェアだと思ってください。
身近なものに例えるなら、OSはスマートフォンに入っているiOSやAndroidと同じ役割です。アプリを動かすための「土台」がOSです。
主なOSの種類:
- Windows(Microsoft社が開発・有料)
- macOS(Apple社が開発・Mac専用)
- Linux(世界中の有志が開発・無料かつオープンソース)
Linuxの3つの大きな特徴
① 無料で使える(オープンソース)
Linuxは無料で入手・使用できます。さらに「オープンソース」といって、プログラムのソースコード(設計図)が一般公開されています。
レシピが公開されている料理本のようなイメージです。誰でも中身を確認でき、自由に改良もできます。
② サーバー・クラウドで圧倒的なシェアを誇る
インターネット上のサーバー(Webサイトやアプリを動かしているコンピューター)の約70〜90%がLinuxで動いています。
AmazonやGoogle、LINEなどの大規模サービスもLinuxで動いています。つまり、インフラエンジニアを目指すならLinuxは「必須科目」です。
③ コマンドラインで操作する(ここが最初の壁)
Windowsはマウスでアイコンをクリックして操作しますが、Linuxは主に「コマンドライン(黒い画面に文字を入力する方法)」で操作します。
最初はとっつきにくく感じますが、慣れると「マウスより断然速い」と実感できます。本サイトでは、コマンドの使い方をゼロから丁寧に解説していきます。
WindowsとLinuxの違いを比べてみよう
主な違いを表で整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | Windows | Linux |
|---|---|---|
| コスト | 有料(ライセンス費用あり) | 無料(有料のものもある) |
| 操作方法 | 主にGUI(マウス操作) | 主にCUI(コマンド操作) |
| 用途 | 個人のPC・オフィス作業 | サーバー・開発環境 |
| カスタマイズ | 制限あり | 自由度が非常に高い |
| 学習コスト | 低い(直感的) | 最初は高め |
| セキュリティ | ウイルスの標的になりやすい | 比較的堅牢 |
どちらが優れているかではなく、「用途に合わせて使い分ける」のが正解です。Linuxはサーバーや開発の現場で特に力を発揮します。
Linuxが使われている身近な場面
「Linuxは遠い世界の話」と思っていませんか?実は日常生活のいたるところにLinuxが使われています。
- Androidスマートフォン(Linuxカーネルがベース)
- テレビやレコーダーなどの家電
- カーナビ・自動車の制御システム
- AWSやGCPなどのクラウドサーバー
- 銀行・病院・交通機関のシステム
つまり、Linuxを学ぶことは「世界中のシステムを理解する」第一歩になります。
Linuxを学ぶメリット 〜キャリアへの影響〜
Linux習得がキャリアに与えるメリットは大きく3つあります。
- インフラエンジニア・サーバーエンジニアとして就職・転職しやすくなる
- PythonなどのプログラミングもLinux環境で学ぶと効率が上がる
- AWSやDockerなど最先端の技術もLinuxの知識があってこそ理解できる
IT未経験から年収500万円超のエンジニアを目指すルートとして、Linuxは非常にコストパフォーマンスが高いスキルです。
Linuxはどうやって始めればいい?(次のステップ)
Linuxをすぐに試す方法はいくつかあります。本サイトのおすすめは「WSL2(Windows Subsystem for Linux)」です。Windowsパソコンの中にLinux環境を作れるので、新しいパソコンを買わなくてもOKです。
- WindowsのMicrosoft StoreからWSL2をインストール
- Ubuntuを選んで起動する
- 黒い画面(ターミナル)が開いたら準備完了!
手順を踏めば30分以内に環境構築できます。お持ちのパソコンで今すぐ試してみましょう!
まとめ:この記事で学んだこと
- LinuxはWindowsと同じく「OS(基本ソフト)」の一種
- 無料・オープンソースで、サーバーやクラウドで広く使われている
- 操作はコマンドライン中心で最初は難しく感じるが、慣れると効率的
- 日常のスマホや家電・クラウドサービスにもLinuxが使われている
- インフラエンジニアを目指すなら「必須スキル」
次のステップ → 「UbuntuとCentOSどっちを選ぶべき?初心者向け比較」もあわせてお読みください。


コメント